初心者も上級者も同じパターン

5年位前にTOEICを知り合いの誘いに乗って遊び半分で受けてみました。900点は超えていました。実はもう得点にはあまり興味もなかったのですが、やはり点数を見るとそれまでの苦労がすこしは報われた気がしたものです。

  • それはおいといて最近になって気が付いたことがあります。上達のパターンです。ここ3,4年でしょうか?自分のスピーキングとライティングはかなり顕著に上達したように思います。
  • 会議で熱中していると、殆ど英語という意識無しにどんどんOutputがでてきます。複雑な構文も必要とあれば口から出てきます。しばしば英語をしゃべることがOutputスピードのCritical Pathではなくなり、思考スピードそのものがCritical Pathであることも感じることが多くなりました。
  • Writingでいえば、企画書などは大体の上司の外国人よりもかなり速く、的確にかけます。内容的な仕上げの議論はともかく、英語自体が上司に直されるということはなくなりました。
  • それはあたかも英語を学習し始めた最初のステージの再現のように思うんです。ソビエトに行くまでに懸命にInputをかさね現地での短期間の滞在でOutputが急激に上達したパターンと似ています。スパンの長さもレベルも違いますが、同じパターンです。
  • 外資に転職してからの10年を一つのスパンと考えると、最初の6,7年で無我夢中にInputをかさね、残りの3、4年でOutputが急に上達する。似てませんか?
  • こういうと完璧のよう響くかもしれませんが、自分ではまだまだできないこともたくさんありこれで終わりではないとの思いも強い今日この頃です。ビジネスツールとしてはまだまだ不満があるし、それがある限りまだ上達の余地があると思います。